Ⅷ.教育相談について
A.学校の教育相談(中学校)
日本の 学校では、親と 中学校の 先生が 子どものことを 話し合う 教育相談が あります。子どもの 学校生活で こまっていることは、このときに はなすと いいです。
1.家庭訪問
中学校の 担任の 先生が、子どもの 家に いって、学校や 家での 子どもの 様子について 親と 話しあいます。学校によっては、ありません。
2.保護者会
生徒の 親が 学校に 集まって、校長先生の 話を 聞いたり、担任の 先生と 話し合ったりします。子どもの 勉強や 生活の 問題について はなしあいます。
3.三者面談
子どもと 親、先生の 3人が はなしあいます。子どもが おとなに なったときに なにを したいかを かんがえて、そのために いま 何を するか はっきり するように します。
中学校では、普通7月、12月、2月(2月は1・2年生のみ)に 三者面談を 行います。
中学校3年生は、卒業した あとの ことに ついて はなすことが おおいです。いきたい 高校の 情報を もらったり、テストのために どんなことを がんばるか はなしあったりします。
三者面談以外の日でも、はなしあいを することは できるので、心配なことが あったら、はやめに 学校へ 相談してください。はなしあいには 通訳の 人を よぶことも できます。
4.個人面談
個人面談は 特別な 問題や こまっていることを 相談するには、いちばん いい 方法です。個人面談は、日にち・時間が きまっています。担任の 先生から いつ 個人面談を するか しらせます。学校に よっては、親が くることが できる 日にち・時間に 個人面談を してくれます。必要な 場合には、通訳の 人を よぶことも できます。
B.学校以外で相談できるところ
学校の ほかにも、子どもの 勉強に ついての 相談を してくれる ところが あります。いじめ、学校に 行かないこと(不登校)、発達障害や 障害がある 子どもの 問題などについては、市や 町や 県の 教育委員会でも 相談を ききます。
県や 市や 町の 役所には、いろいろな 相談を 外国語で きいてくれる 外国人専用窓口が あるところも あります。そこで 学校に ついての 相談も できるので、連絡してください。